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ノルディックウォーキングをお勧めしたい方

ノルディックウォーキングを楽しむ方の目的は様々です。仲間とのふれあい、ストレスや運動不足の解消。歩くことで骨密度の数値も上がり、認知症の予防にも効果があることが証明されてきました。近年、医療の分野でも、とくに膝や腰など整形外科疾患の手術後の「歩き方」の再学習するツールとして注目されつつあります。歩くことに不安を抱える高齢の方や下肢の運動器の関節に問題を抱えておられる方にとっても、1本杖より2本のポールを使って歩く方がはるかにバランスがよく、安心して歩くことができます。

 

しかし、今、健康運動指導士としてもっとも気がかりなのは「糖尿病」です。3人に1人がⅡ型糖尿病を患う時代に突入するのは時間の問題と言われています。実際のところ、還暦を過ぎた私の周りには糖尿病糖尿病予備軍と呼ばれる人が増えているのをひしひしと感じています。

糖尿病は自覚症状ありません。10年以上の長きにわたってジワジワと血糖値が上がり、ある日突然「糖尿病」を宣告されるケースが多い。その上、自覚症状がないので、「気を付けて」と医師に言われても軽く聞き流してしまう人があまりに多い。「境界型」はほぼ9割の人が確実に本物の糖尿病に推移するというデータもあり決して安心できない、極めて深刻な事態なのです。

私は糖尿病でも予備軍でもありませんが、血糖値自己測定器を購入し、2014年1月より空腹時の血糖値と、どんな運動が血糖値を下げるのに効果的か自分でいろいろ試して計測しています。その結果、普通に歩くよりは断然、「ノルディックウォーキング」!ダラダラ歩きよりは、時間は短くても断然「がんばり歩き」のほうが血糖値は下がるということがわかりました。

がんばり歩きをするにはポールを使って歩く方がバランスがよく、歩きやすいし、なお且つ「楽しい!」です!

「境界型」と宣告された方は、炭水化物の摂取を控えめにし(血糖値を上げるのは炭水化物だけ!)(食事のとりかたも重要です)ノルディックウォーキングを生活習慣に取り入れ、血糖値を下げる努力をすれば、今なら引き返せる可能性があるかもしれません。ノルディックウォーキングをお勧めしたい理由です。

 

ノルディックウォーキングとの出会い

2006年、富良野市で「メタボ予防の運動教室」が始まり仕事の依頼を受けました。当時のプールは5月から10月までの半年間の営業。自身のカラダは[水泳]という有酸素運動が可能な夏はそこそこ引き締まり、冬になると太る、を繰り返していました。同世代の友人たちも「冬太り」に悩んでいました。一度体重が増えるとなかなか落ちません…。我が身のことも含め、冬場の運動不足をどうやって解消するか、私は北海道の冬の長さにいつも頭を悩ませていました。

 

くことは大好きなのです。が、雪道は足元が不安定で転倒しやすく、実際のところ、年に数回はどんなに用心して歩いても転んでいました。特に、きれいに除雪をした後の《ツルツル路面》やブラックアイスバーンはとても危険で、若い人でも頭を打って病院に搬送されたり、バランス能力の衰える高齢者はなおのこと、転倒して骨折、寝たきりへと進むパターンも多いのです。転倒を恐れるあまり外に出ることをためらう…。ますます病気の数値が悪化する…。これって悪循環ですよね。

 

夏の終わりに始まったメタボ予防の教室の参加者の皆さんにお勧めしてきた「歩く」運動習慣を、冬も中断させないためどうしたらよいか…。解決策を摸索していたときに「ノルディックウォーキング」に出会ったのです。まさしく「これだっ!」とひらめきました。

『これで、転ばずに冬も外を歩ける!!』正直、とても嬉しかったです。冬の長い北海道で、ずっと求めていた運動に巡り合ったのですから。

 

まずは体験用に自費でポールを5組購入し、周りの皆さんに少しずつ体験してもらい、その良さを納得してもらいながら普及活動を始めました。

 

以来、ノルディックウォーキングは何より自分自身の健康維持のために欠かせないツールとなりました。

ノルディックウォーキングの運動強度をご存知ですか?

ノルディックウォーキング

 

  「歩くだけではもったいない!!」と 角幡はいつも思っています。

NWで気になる血糖値をコントロール。糖尿病を予防!

NWは全身運動。血流量アップでしなやかな血管を作る!

NWは脂肪燃焼効率の良い 有酸素運動。内臓脂肪削減!

ノルディックウォーキングはリハビリや中高齢者のする運動と誤解されていませんか?

ご存知ない方も多いのですが、ノルディックウォーキングの意識的な「がんばり歩き」は、ジョギングと変わらないくらい高い運動強度になるスポーツです。

 

下肢関節や腰、肩の周辺に痛みや故障のない方に限りますが、パワフルに歩幅を広げ、美しく、力強く、かつ、スピードを上げて歩くことはなかなか難しく、至難の業です。筋力柔軟性持久力も必要です。

 

ノルディックウォーキングの強い歩き = 「歩幅」×「スピード」

 

私は2008年に指導者を養成するINWA国際ノルディックウォーキング連盟(本部フィンランド)公認のマスターインストラクターの資格を取り、各地でノルディックウォーキングの指導者養成事業に携わってきました。

 

富良野で立ち上げた前身の組織は、2013年10月にNPO法人北海道ノルディックウォーキングネットワーク(略 北海道ノルネット)となり、全道の指導者の仲間が各地で普及活動をしています。今年の第8回NW北海道フォーラムは7月11日(土)、12日(日)千歳市で開催します。

 

※日本のノルディックウォーキング界も様々な団体が名乗りをあげていますが、INWAのスタンダードテクニック及びその指導法が基本となっています。ちなみに、日本代表支部は仙台にあるJNFA(NPO法人日本ノルディックフィットネス協会)です。

 

これから始めようとお考えの方は、テクニックの基本をINWA&JNFAの公認ベーシックインストラクターに基本をきちんと習うことが肝要です。

 

ノルディックウォーキングの魅力にはまっている理由

ノルディックウォーキングは年齢、性別を問わず、季節も時間も問わず。ウォーキングポールさえあれば、いつでも、どこでも、ひとりででも、手軽に楽しめる、全身の有酸素運動です。特に私の住んでいる北海道の寒くて長い冬の季節に、ノルディックウォーキングは最適のスポーツです!

 

日照時間が短い北海道の冬季うつの予防に、戸外を歩くことはとても重要です。そして、糖尿病予防。「血糖値」をコントロールすることは体内にAGEを増やさないため。ノルディックウォーキングを続ける私のモチベーションの一つです。

 

 

 

 

       

 

                   

 

 

   ≪ノルディックウォーキング愛好者養成講座≫

 

お手伝いをします。企画、公認指導者派遣、レンタルポールなど、お気軽にご相談ください。町内会やPTA、組合などの健康づくり講座や、グループレッスンもお受けします。尚、ポールのレンタルや販売も行っています。

ノルディックウォーキングはあくまで自然なウォーキングスタイルが基本です。「歩くこと」は、まず普段の「姿勢」づくりから始まります。

姿勢は骨盤底筋のゆるみとも深く関連しているので、盤底筋体操とノルディックウォーキングをセットにした講習会もおススメです。

 

 

 

株式会社フィット・U は

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